《 国際シンポジウム 》抵抗と協力の狭間で―占領地・植民地における<グレーゾーン>国際比較の視点から―


2015年12月5日(土)15:00~18:00
明治大学駿河台キャンパス(御茶ノ水)
リバティータワー14階1146教室


近年の歴史学は近代ナショナリズムを背景とした敵/味方、協力/抵抗、支配/服従などの二分法的な歴史認識の行き詰まりを、いかに克服するかを喫緊な課題としている。特に、帝国主義支配に抵抗する民族解放運動やファシズム支配に抵抗するレジスタンス運動という既存の枠組みにおさまりきれない占領地・植民地における複雑な政治空間と政治過程を考察する歴史学の新たな方法が求められている。
帝国主義やファシズムの支配への対応の一つとして新たに提起されたものとして<グレーゾーン>という概念がある。帝国主義やファシズムの支配を受けて、アイデンティティの確保が極めて困難な条件の下で毎日の生存自体が切迫した課題となるような状況において、現地エリート層や民衆にとって<グレーゾーン>は主体的な積極的な選択肢の一つであったことを歴史的に検証する必要があろう。

《 シンポジウム 》12月5日(土) 15:00~18:00
15:00~15:10 挨拶 渡辺紘良(歴史学会会長)
15:10~15:30 問題提起 髙綱博文(日本大学)
15:30~16:00「台湾植民地統治におけるグレーゾーン」呉文星(台湾師範大学)
16 :00~16 :30「韓国における植民地国家と植民地のグレーゾーン」尹海東(漢陽大学)
16:30~17:00「ナチ占領下フランスにおけるグレーゾーン」 渡辺和行(奈良女子大学)
17:00~18:00 デスカッション
コメンテーター:剣持久木(静岡県立大学)・広中一成(愛知大学)
司会: 堀井弘一郎(日本大学)

会場費:無料
問い合わせ先:堀井弘一郎(hori-kou@nifty.com)
科研費:占領地・植民地における<グレーゾーン>国際比較研究
(基盤研究(C)研究代表・髙綱博文)
共催:歴史学会・日本上海史研究会
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by yukiko_sakaida | 2015-11-13 02:35 | 学術交流
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