日時:11月15日(土)14:00~17:00
会場:大阪大学豊中キャンパス,文系総合研究棟 5階 セミナー室1 (8)と(38)DonDon(レストラン)の間のピンクの建物 (文型総合研究棟は新しい建物で地図にはのっていません) 報告1: 三品英憲会員(和歌山大学) 「近代華北農村における社会関係と村落」 【要旨】 1940年代に行われた華北農村に対する満鉄調査部の調査結果から、どのような村落社会像を描き出すかということについては、村落共同体的性格を否定した戒能通孝の主張を旗田巍が批判して以来、「ではいかなる共同体だったのか」という形で問題が立てられ考察されてきた。しかしそれゆえに、これらの研究では「共同体」と呼びうるような結合を探し出すことに重点が置かれ、資料(農民の応答)を解釈する際にしばしば論理の飛躍を生じている。本報告では、改めて『中国農村慣行調査』の農民の応答から当該社会の人間関係のあり方を再構成し、そうした結合が村落という枠組みとどのような関係にあったのか考察する。 報告2:張兵会員(立命館大学) 中国における「総合改革試験区」設立の動きと意義 【要旨】 中国においては,2005年上海浦東新区,2006年天津濱海新区,2007年6月成都・重慶,2007年12月武漢都市圏,長(沙)株(洲)(湘)潭都市群という具合で最近,「総合改革試験区」の設立が相次いで許可され,大いに注目されています。この報告では,その歩みと現状を紹介する上で,地域経済と地域政策の視点から「総合改革試験区」設立の意義を見てみたいと思います。
by yukiko_sakaida
| 2008-10-31 18:04
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