ワークショップ「戦時下農村社会の比較研究」の御案内

時:12月13日(土)

所:慶応大学(三田)西校舎522教室

テーマ:「戦時下農村社会の比較研究」

スケジュール:
10:00~10:10 開会、趣旨説明          奥村哲氏
10:10~11:00 三品英憲氏の報告、討論      司会:鄭浩瀾・金野純両氏
11:00~12:00 荒武達朗・蒲豊彦・孫江3氏の報告
12:00~13:00 休憩
13:00~14:00 3報告に関する討論        司会:丸田孝志・天野祐子両氏
14:00~14:10 休憩
14:10~15:10 吉田裕・森武麿両氏の報告
15:10~16:10 吉田・森報告の討論        司会:大沢武彦氏・(未定)氏

16:10~16:55 全体討論             司会:山本真・三品英憲両氏

16:55~17:00 閉会の辞             石島紀之氏
17:30~19:30 懇親会(自由参加・夕食)

主催:中国基層社会史研究会

趣旨と各報告の概要:
中国基層社会史研究会は、日中戦争~中華人民共和国初期の、中国における体制の移行をともなう大きな構造的変動を、社会の基層に視点を据えて捉え直すことを目的として、2007年に発足した。2008年4月からは、学術振興会の科学研究費補助金を受けている(基本研究B、「日中戦争~人民共和国初期の中国における国家と基層社会の構造的変動に関する研究」、研究代表者:奥村哲)。
本研究会のメンバーである笹川裕史・奥村哲の両名は共著で『銃後の中国社会―日中戦争下の総動員と農村』(岩波書店、2007年)を、田原史起は『二十世紀中国の革命と農村』(世界史リブレット124、山川出版社、2008年)を、それぞれ発表した。前者は日中戦争期の総動員による基層社会の変容を四川省を中心に論じ、後者は「農村リーダー」に焦点を当てて近100年の国家・社会の変遷を辿っている。今回のワークショップは、田原著をもとに中国の農村社会の長期的な変遷過程を再構成するとともに、笹川・奥村著をもとに日中戦争が農村社会に導いた変容を比較史的に考察することを目的とする。まず三品氏に、田原著についてコメントしていただく。ついで、荒武・蒲・孫3氏に、田原著あるいは笹川・奥村著について、それぞれの立場からコメントしていただく。荒武氏は日本軍と共産党がせめぎあった山東省農村を、蒲氏は宗族が大きな力を持つ広東省農村を、孫氏は秘密結社の歴史を研究されている。そして日本史研究者の吉田氏は軍事政治史から、森氏は社会経済史から、笹川・奥村著についてコメントしていただく。
以上のように、今回のワークショップは、広大で多様な中国農村社会内の比較研究とともに、戦時総動員下の日本との比較研究も意図した、非常に欲張りな企画であるが、今後の分野を越えた広い研究交流のきっかけにしたいと考えている。


連絡先:奥村 哲
〒241-0801 横浜市旭区若葉台4-7-604(℡:045-922-2352)
〒192-0397 八王子市南大沢1-1、首都大学東京 大学院 人文科学研究科
(℡:042-677-2108)
E-mail:ZTD07435(あっとまーく)nifty.com
[PR]
by yukiko_sakaida | 2008-11-10 16:47 | 学術交流
<< 東海地区特別例会のお知らせ 中国現代史研究会例会 >>