国際シンポジウム「戦争と社会変容」の第2回アナウンス
中国基層社会史研究会(代表:奥村哲)は、日中戦争から中華人民共和国初期までの政治・社会・経済の構造的変動を、国際情勢を視野に入れ、社会の基底部分から捉え直すことを目指しています。20世紀は総力戦の時代であり、ありとあらゆるものを動員する戦争は、国家や社会を根底から変えて行きました。日中戦争・国共内戦そして冷戦が、中国をどう変えていったのか、「普通の民衆」に焦点を当てて考えていきたいと思います。その際、中国の特徴を明らかにするために、また時代性を強く意識するために、あるいは我々自身を知るためにも、日本との比較・連関が欠かせません。そうした問題関心から、以下のような国際シンポジウムを開催いたしますので、是非奮ってご参加ください。 記 時:2010年7月24日(土) 10:00~17:30 所:学習院女子大学4号館2階222教室(場所は同大学のホーム・ページをご参照ください) http://www2.gwc.gakushuin.ac.jp/about/campusmap/) 全体テーマ:「戦争と社会変容」 10:00~10:10 開会・趣旨説明 奥村 哲 10:10~11:50 第1セッション 報告・討論 司会:田原史起 王 友明「建国前の土地改革と民衆運動——山東省莒南県の事例分析」 丸田孝志「中共根拠地の大衆動員と政治等級区分——国共内戦期の冀魯豫区を中心に」 11:50~12:50 昼食休憩 12:50~14:30 第2セッション 報告・討論 司会:金野 純 呉 毅「伝統の転換と再転換——新解放区の土地改革における農民の土地に対する 心性の構築と歴史的論理の研究」 山本 真「朝鮮戦争下における国家統合と土地改革・反革命鎮圧——福建省の事例から」 14:30~14:40 休憩 14:40~16:10 第3セッション 報告・討論 司会:大沢武彦 原田敬一「アジア・太平洋戦争下の都市と農村——総力戦体制との関わりで」 野田公夫「日本農地改革の歴史的特質——第二次大戦後土地改革の比較史をふまえて」 16:10~16:20 休憩 16:20~17:20 総合討論 司会:笹川裕史 17:20~17:30 閉会の挨拶 石島紀之 なお、終了後に懇親会を予定しています。
by yukiko_sakaida
| 2010-07-12 00:05
| 学術交流
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