―神戸フォーラム2010―「辛亥革命百周年へ向けてのメッセージ」
85年前にわが国に向かって発せられた「東洋の王道か西洋の覇道か」との孫文の問いに対して、アジアをけん引する日中両国夫々が相手の立場に思いを致し共に話し合う良い機会が訪れている。1911 年、中国の近代化の出発点になる辛亥革命で日本人が官民挙げて孫文の事業を支援した精神は、辛亥革命成功後の孫文が理想的な国づくりに邁進し挫折した後も、20世紀半ばの不幸な戦禍と人民共和国の建国、さらには長い冷戦時代から日中国交回復を経て「アジアの時代」といわれる今日に至るまで、脈々と引き継がれてきた。孫文が念願したアジアの時代の到来・辛亥革命百周年の《双喜》を間近にした今年、中国近現代史学界の泰斗と日本の孫文研究者が、次の百年を生きる両国民にメッセージを送る。 ★フォーラム概要★ ・ 日時:2010年10月31日(日)13:30~17:00 ・ 場所:兵庫県公館(神戸市中央区) ・ プログラム 《第1部》 井戸敏三兵庫県知事からのメッセージ 基調講演 金冲及 中国孫中山研究会会長 「辛亥革命は中国を変革した」 章開沅 華中師範大学中国近代史研究所名誉所長 「理想と現実―孫中山のアジアにかけた夢」 ~移情閣友の会によるコーラス~ 《第2部》パネルディスカッション パネリスト: 鄭乃文 (国父紀念館館長) 朱 英 (華中師範大学教授) 伊原澤周 (追手門学院大学名誉教授) 藤井昇三 (電気通信大学名誉教授) 中村哲夫 (華東師範大学客座教授) コメンテーター: 山田辰雄 (慶應義塾大学名誉教授) コーディネーター: 緒形 康 (神戸大学大学院教授、孫文研究会代表) 司会:安井三吉 (孫文記念館館長)
by yukiko_sakaida
| 2010-10-14 11:58
| 学術交流
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