国際シンポジウム
「東アジア史の比較・連関からみた中華人民共和国成立初期の 国家・基層社会の構造的変動」のご案内 中国基層社会史研究会は、日中戦争以後の中国の大変動を、基層社会に視点を置き、東アジア史の連関と比較の中で、構造的・全面的に捉え直すために、共同研究を行なってきました。これまで3度のワークショップやシンポジウムを開催するとともに、論文集『変革期の基層社会―総力戦と中国・日本』(創土社、2013年)を刊行しています。これらの成果を基礎にして、今回は中華人民共和国初期の大衆動員や食糧の調達の問題を素材とし、同時期の日本の食管制度や台湾の農地改革の問題とあわせ考えることで、集団化・単位社会化に向かう基層社会の変容過程を、東アジアの冷戦体制の中で捉え直したいと思います。是非、万障お繰り合わせの上、熱い議論にご参加ください。 記 時:2013年7月7日(日) 10:00~17:30 所:筑波大学東京キャンパス(地下鉄丸ノ内線、茗荷谷下車)1F-119講義室 報告者と題目: 金野 純「戦争、謡言、社会―建国初期中国における プロパガンダ・ネットワークの形成と大衆動員」 陳 耀煌「動員の類型―北京市郊外農村の大衆運動の分析 1949~1965年」 角崎信也「建国初期中国における食糧調達と国家建設」 田 錫全「1950年代中国の統一買付・統一販売制度の起因」 玉真之介「総力戦体制と日本農業―戦時戦後の食管制度」 松田康博「戦後台湾の農地改革(仮)」 なお、シンポジウムの後に懇親会を予定しています。
by yukiko_sakaida
| 2013-06-10 00:40
| 学術交流
|
カテゴリ
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||