『日本と中国、「脱近代」の誘惑』書評会
現代中国に関して真摯な発信を続ける梶谷懐氏がこの度出版された『日本と中国、「脱近代」の誘惑』(太田出版、2015)は、現代中国の政治文化の激変に右 往左往する現代日本の知識人を痛切に批判する内容となっています。同時に、戦後70年の日本における東アジア認識の貧困を赤裸々に暴き出すことにも成功しています。 本書読了後、現代中国研の思想文化の研究に携わる者の1人として、本書が提示する諸問題に真正面から応答する必要性を感じていました。 この度、三品英憲、山下範久、渡辺直土の3氏のご協力を得て、本書を手掛かりに、混迷を極める日本の現代中国研究をどのように溌剌とした言論の行き交う場に転換すべきかを検討する場として、書評会という形式での共同討議を行うことにいたしました。 この書評会は、上記の3氏に緒形康を加えた4名による各章のコメントと、本書全体の総合討議の2つの部分から構成されています。 現代中国は何処に行くのか、その存在は世界の歴史にいかなる問題を投げかけているのかについて、日々思索をめぐらす同好の士が、多数参加されることを期待しています。(企画:緒形康) 開催日時:2015年10月17日(土)14時〜17時 場所:神戸大学大学院経済学研究科中会議室(六甲台第1キャンパス第三学舎1階) プログラム案:14時〜14時30分 第1章; 渡辺直土氏コメント(30分) 14時30分〜15時 第2章; 緒形康コメント (30分) 15時〜15時30分 第3章; 山下範久氏コメント(30分) 15時30分〜16時 第4章; 三品英憲氏コメント(30分) 16時〜17時 共同討議 (60分) 以上
by yukiko_sakaida
| 2015-09-05 20:25
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