中国現代史研究会の2016 年総会・研究集会を下記の要領で開催いたします。奮ってご参加ください。
なお今年度は2 日間開催します。 ※出欠の返信締切は、2 月29 日です。 ※総会案内がお手元に届いていない会員の方は、お手数ですが k.modernchina[a]gmail.com までご連絡ください。 記 日時:2016 年3 月26 日(土)~3 月27 日(日) 場所:谷岡学園梅田サテライトオフィス(梅田グランフロント大阪16F) 〒530-0011 大阪市北区大深町4 番20 号 グランフロント大阪タワーA(南館)16 階 1.スケジュール 3 月26 日(土) 12:45‐ 受付開始 13:15‐13:45 総会 14:00‐18:00 シンポジウム「文化大革命と中国研究」 19:00‐21:00 懇親会 シンポジウム(14:00~18:00) 文化大革命と中国研究 1949 年10 月の中華人民共和国建国以降の歴史において、1966 年から10 年にわたり続いた「プロレタリア文化大革命(文化大革命)」は政治、経済、社会、文化などのあらゆる領域に重大な影響を及ぼしたことは周知のところである。その余波は現代においても残存しており、2012 年3 月の薄熙来中国共産党重慶市党委員会書記(当時)の解任に際し、国務院総理の温家宝(当時)が「文化大革命の過ちと封建的な影響は完全には払拭できていない」と述べたことは記憶に新しい。 同時に、文化大革命は日本の中国研究においても、それをどのように評価するかという問題をめぐって様々な議論を惹起し、かつその後の学界に大きな教訓をもたらすものとなった。当時現代中国政治研究の領域において盛んに論じられた文化大革命は、近年の研究の進展によって多様な側面が明らかにされており、その成果は新たな水準に達しつつある。1966 年5 月の「五・一六通知」を文化大革命の起点とした場合、2016 年はその50 周年にあたる。今回のシンポジウムでは近年の研究成果を改めて振り返りつつ、現代において文化大革命の持つ意味や現代中国研究のあり方といった様々な問題を考察したい。 シンポジウム タイムテーブル 14:00~14:10 シンポジウム趣旨説明:渡辺直土会員 (熊本大学) 14:10~14:45 第1 報告:谷川真一会員(神戸大学) 「文革50 年 ―文革論から文革研究へ」 14:45~15:20 第2報告:金野純氏(学習院女子大学) 「文化大革命の総合的理解へ向けて―時間、空間、理論」 15:20~15:55 第3報告:山本恒人会員(大阪経済大学) 「文革研究をめぐって(仮題)」 15:55~16:10 休憩 16:10~16:40 コメント:楊海英氏(静岡大学)、和田英男会員(大阪大学大学院生) 16:40~18:00 総合討論 司会 渡辺直土会員 (熊本大学) 19:00~ 懇親会 3月27日(日)自由論題報告 10:00~11:30 第1報告 鄒燦会員(大阪大学大学院生) 「日中戦争期中国占領地における『盧溝橋事件記念日』:占領地政権の性格とその正当性を考えて」 12:30~14:00 第2報告 岡崎清宜会員(愛知県立大学非常勤講師) 「清末民国と銅元」 14:10~15:40 第3報告 刁成林会員(立命館大学大学院生) 「南京国民政府と国貨提唱政策」
by yukiko_sakaida
| 2016-01-29 08:48
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