■概要 昨年、中国は野心的な炭素削減目標を打ち出し、世界の注目を集めました。 実は中国は数年前からグリーン・ニューディール的な大規模環境投資・雇用政策に着手しており、環境技術の革新や再生可能エネルギーの導入が進んでいる一方で、多くの課題も抱えています。中国の環境技術・政策とその戦略に精通した専門家をお招きし、環境政策、再生可能エネルギー戦略、電気自動車と蓄電池産業などについてお話しいただき、「中国版グリーン・ニューディール」の真相に迫ります。 ■開催方法 ウェブセミナー(事前申込み制・参加無料) 2時間程度 ■主催 神戸大学現代中国研究拠点、グリーン・ニューディール政策研究会 ■開催日程・テーマ・講師 ※講演タイトル等は決まり次第追加します。 6/26、7/17、8/28、9/11 何れも土曜日 13:00~15:00 ■講演内容 第1回 中国のグリーンニューディール―黒色経済から緑色経済に転換する再エネ政策― 6月26日(土)13:00-15:00 講師:佐藤一光(東京経済大学) 2011年にはじまった中国の第12次5ヶ年計画は、世界で初めてグリーン・ニュー ディール(GND)を前面に押し出した経済計画だと言われている。中国GNDは雇用政 策としての可能性、国際社会の今後を方向付ける可能性、そして先進諸国と途上 国の政策へ影響を与える可能性がある。中国のGNDの理念と実態、そしてその可 能性と課題を読み解く。 第2回 7月17日(土)13:00-15:00 講師: 堀井伸浩(九州大学) 第3回 8月28日(土)13:00-15:00 講師:染野憲治(中日友好環境保護中心“建設環境友好型社会項目”首席顧問) 第4回 中国のEVシフトの実態と今後の展望 9月11日(土)13:00-15:00 講師: 湯進(上海工程技術大学客員教授) 中国は2060年までに中国の温室効果ガス排出を実質ゼロにする脱炭素社会を目指している。その目標を達成するためには製造業の構造転換やエコカーの普及など、大胆な戦略転換が必要になり、特にガソリン車では優位性のない中国が自動車産業の国際競争力を構築するためには、電気自動車(EV)は絶好のチャンスでもある。中国EVシフトの実態、課題及び今後の展望を講義する。 ■コーディネーター 梶谷懐(神戸大学教授) 朴勝俊(関西学院大学教授) 長谷川羽衣子(グリーン・ニューディール政策研究会事務局長 ■お問合せ:グリーン・ニューディール政策研究会
by yukiko_sakaida
| 2021-06-05 18:38
| 学術交流
|
カテゴリ
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||