オンライン読書会「経済問題から考える香港の現在」のお知らせ
ご承知のように、2020年6月に香港国家安全法が中国全人代で 香港での自由な言論活動は北京政府の介入により大きく制限される います。国際的にも大きな関心がもたれていたにもかかわらず、こ 「自由」の退潮が生じてしまったのはなぜか。私たちは、近年の香 について経済問題から理解するために、いずれも2021年に出版 グッドスタット『香港 失政の軌跡─市場原理妄信が招いた社会の歪み』(白桃書房) および區龍宇『香港の反乱2019』(柘植書房新社)という2冊 オンライン読書会(ウェビナー)を開催したいと思います。 前者は、1960年代から香港でジャーナリスト・研究者として活 のアドバイザー的な立場にいた著者が、返還後の香港の民生につい したものです。レッセフェールを標榜してきた香港が、「返還」後 新自由主義的政策を遂行してきたことが明確に描かれています。 また、後者は「プロレタリア民主派」として一連の民主化運動にコ 著者が、民主化運動の背景となった歴史的な背景から、個々の運動 きた香港社会の矛盾、北京政府の横暴、そして運動がもつ問題点の 運動の多面性を当事者の観点から描いた書籍です。 進行は、松尾匡さんと稲垣豊さんにそれぞれの著作の内容と評価に いただき、その後に曽根康雄さん、ならびに梶谷からのコメントの で、その後は視聴者からの質問も含めた質疑応答の時間としたいと 香港の現在、およびこれからについて関心のある方のご参加をお待 主催: 神戸大学現代中国研究拠点(http://www.oair.k 開催日時: 2月2日(水)20時-22時30分 開催方法: Zoomによるウェビナー(参加希望の方は以下のフォームからお https://docs.google.com/forms/ パネリスト: 松尾匡氏(立命館大学経済学部) 稲垣豊氏(ATTAC 首都圏) 曽根康雄氏(日本大学経済学部) 司会: 梶谷懐(神戸大学大学院経済学研究科) 言語: 日本語 参加費: 無料
by yukiko_sakaida
| 2022-01-16 14:24
| 学術交流
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