<新刊紹介>
貴志俊彦・川島真・孫安石編『戦争・ラジオ・記憶』(勉誠出版、2006年3月20日、 本体3,500円) http://www.bensey.co.jp/book/1773.html <目次> 序言 ――「音」を伝える装置としてのラジオ―― 貴志俊彦・川島真・孫安石 第Ⅰ部 戦争とラジオ 第一章 ラジオ文明とファシスト的公共性 佐藤卓己 第二章 天皇報道とラジオ――「玉音」から「天皇の声」へ 竹山昭子 第三章 東アジアにおける「電波戦争」の諸相 貴志俊彦 第四章 日中戦争と上海の日本語放送 孫 安 石 第五章 中国奥地の日本人捕虜と日本語放送 貴志俊彦 第六章 中華民国の「抗戦教育」とラジオ・映画 貴志俊彦 第Ⅱ部 ラジオと「帝国」 第一章 満洲国とラジオ 川島 真 第二章 ラジオ放送と植民地台湾の大衆文化 李 承 機 第三章 植民地時期朝鮮におけるラジオ放送の出現と聴取者 金 栄 熙 第四章 朝鮮でラジオは何を教えたのか ――ラジオを利用した「国語」教育 上田崇仁 第五章 戦後台湾の対外ラジオ放送政策 川島 真 第六章 ソ連軍占領期北朝鮮におけるラジオの成立 ――一九四五~一九四八年 小林聡明 第Ⅲ部 ラジオ研究著作シリーズ――自著・他著を語る 『現代日本メディア史の研究』 津金澤聰廣 『ブラック・プロパガンダ――謀略のラジオ』 山本武利 『史料が語る太平洋戦争下の放送』 竹山昭子 『声の資本主義――電話・ラジオ・蓄音機の社会史』 吉見俊哉 『20世紀放送史――資料編』 太田昌宏 『ピース・トーク――日米電波戦争』 北山節郎 『もうひとつの昭和――NHK外国放送受信部の人々』 香取俊介 『声の祝祭――日本近代詩と戦争』 坪井秀人 『ラジオ体操の誕生』 黒田 勇 『英語講座の誕生――メディアと教育が出会う近代日本』 山口 誠 『中国広播電視通史』 村井寛志 『ラジオ黄金時代――アメリカのニュース解説者たち』 土屋由香 『戦争とラジオ――BBC時代』 須藤瑞代 第Ⅳ部 ラジオ研究のための資料紹介 NHK放送博物館 中田 薫 逓信総合博物館 石川 研 外務省外交史料館 孫 安 石 防衛庁防衛研究所史料室 孫 安 石 国史館・党史館(台湾) 川島 真 吉林省档案館 野村優夫 中国第二歴史档案館 貴志俊彦 上海市档案館 孫 安 石 北京市档案館 貴志俊彦 東アジア・ラジオ関連年表 佐藤 淳 文献リスト 図版一覧 あとがき 執筆者紹介
by yukiko_sakaida
| 2006-03-18 06:37
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