両岸三地歴史学研究生論文発表会は、香港珠海書院亜洲研究中心と台湾の国立政治大学歴史学系、そして中国の主要大学を中心として、2000年来毎年開催されている、中国近現代史研究(19世紀後半から1950年代を想定)をめぐる大学院生研究フォーラムです。これまで中山大学(第一回)、政治大学(第二回)、復旦大学(第三回)、華中師範大学(第四回)、南京大学(第五回)、北京大学(第六回)などで開催され、毎回70-80名の大学院生が両岸三地(マカオを含めれば四地)から集まり、最先端の報告をおこなっています。
2006年は9月初旬にアモイ大学での開催が予定されておりますが、今年から日本及び韓国からも大学院生の若干名の参加枠が設けられることになりました。ただ、本会は国際会議ではなく、あくまでも国内会議ですので、「両岸三地」というスタイルには変更が加えられません。日韓はオブザーバー参加するということになります。いずれにいたしましても、将来の東アジア各地の中国近現代史研究を担う、第一線にいる大学院生たちの研究に触れ、また一生の糧となるネットワークを得ることは実に有益なものと思います。 本年の派遣者は2-3名を目安とし、準備を進めて参りたいと存じます。 候補者につき、自薦・他薦などございましたら、下記までご連絡いただきますようお願い申し上げます。提出された報告要旨を参考に、その内容と報告者全体のバランスを考慮し、世話人が話し合って選定いたします。 また当方よりお問い合わせなどさせていたくこともあるかと存じますので、ご協力のほど、お願い申し上げます。 連絡先 :飯島渉 wiijima#jm.aoyama.ac.jp(#を@に替えて送信) 提出書類:氏名・所属・学年、テーマ、報告要旨1200字以内(日本語) 期限 :4月30日 第七回両岸三地歴史学研究生論文発表会・日本側世話人 飯島渉・川島真・貴志俊彦・久保亨 【付】会議の概要 会議期間 2006年9月4-8日、全5日 開催地点 アモイ大学 論文内容 中国近現代史に関わるもの。中国語で12000~15000字の論文を提出すること。 参加資格 大学院生(PDを除く) 参加人員 2-3名 経 費 現地での宿泊費、食費はアモイ大学負担。往復旅費は、原則自費(応相談) 人員決定 2006年5月初旬を予定 論文締切 2006年7月5日(中国語原稿) 【参考】 第二回会議の状況 http://www.chuhai.edu.hk/ch/content/news/campus/asia.html 第五回会議の状況 http://www.univs.cn/newweb/news/campus/xsxw/2004-09-12/11496.html 第七回会議の案内(台湾での募集要項) http://www4.nccu.edu.tw/ezkm5/front/bin/ptdetail.phtml?Part=950317&Rcg=2
by yukiko_sakaida
| 2006-04-19 12:59
| 学術交流
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