「東アジアの植民地期『近代化』と戦後」の開催について

科学研究費補助金対象国際シンポジウム
     「東アジアの植民地期『近代化』と戦後」の開催について

日 時:9月16日(日)9:30~18:00(開場9:00)
会 場:大阪国際交流センター・小ホール(大阪市天王寺区上本町8-2-6)
主 催:大阪経済法科大学アジア研究所・東アジア文化史研究会

本シンポジウムにご関心のある皆様のご来場をお待ちしています(参加無料)。

問い合わせ:大阪経済法科大学アジア研究所
TEL:072-941-8211 Email : asia(あっとまーく)keiho-u.ac.jp
                
<シンポジウム設定趣旨>
 日本による東アジアの植民地化は一般に「同化」政策だったと言われていますが、それは同時に一定の合理化・技術化を伴った「近代化」だったのではないかという見解があります。しかしその「近代化」は植民地支配の道具でしかなく、例えば教育の場合、植民地に設置した学校は伝統的なそれとは異なる新式学校ではあったが、到底近代学校とは呼べないという批判もあります。しかもそれのような「植民地化/近代化」は日本の敗戦と同時に完全に終結したわけではなく、その後の東アジア社会でも一定程度継続して影響を与えており、むしろ戦後の問題を捉えて初めて戦前期の日本の支配の実態を捉えうるのではないかとも言われます。こうした問題を主として教育・言語・伝統文化の三つの領域で朝鮮と台湾を対比しながら検討したいと思います。パネラーには日本人研究者のほか韓国と台湾の気鋭の研究者が参加する予定です。

◇パネラー(発表順)
三ツ井崇(同志社大学専任講師)
  「植民地期朝鮮における言語運動と支配権力―その実態分析と研究史批判」
前田 均(天理大学准教授)
  「台湾:1945年で変わったもの、変わらなかったもの―言語と教育の面から-」
佐藤由美(埼玉工業大学准教授)
  「東京美術学校の朝鮮留学生」
陳 培 豊(台湾中央研究院台湾史研究所研究員)
  「同じ演歌を歌いながら-東アジアにおける重層的な植民地統治と三つの演歌-」
呉 成 哲(韓国ソウル教育大学校教授)
  「朝鮮の植民地学校の規律とナショナリズム」
許 佩 賢(台湾新竹教育大学副教授)  
  「戦時期台湾の学校生活における規律と戦後」

◇趣旨説明、司会、コメンテーター
磯田一雄(大阪経済法科大学アジア研究所客員教授)
小島 勝(龍谷大学教授)
新保敦子(早稲田大学教授)
槻木瑞生(大阪経済法科大学アジア研究所客員研究員)
玄 善 允(大阪経済法科大学アジア研究所客員教授)
弘谷多喜夫(浜松学院短期大学部教授)
渡部宗助(埼玉工業大学教授)
内海愛子(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員教授)
華  立(大阪経済法科大学教授・アジア研究所所長)
[PR]
by yukiko_sakaida | 2007-09-13 21:09 | 学術交流
<< 第3回日韓の中国近現代史研究者... 中国現代史研究会例会・南京江南... >>