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公開講演会のお知らせ

公開講演会のお知らせ

『ハイテク専制国家・中国』『「友好」のエレジー』出版記念講演
秦 暉:中国政府系メディアが語る日本の「戦後レジーム」
(東京大学客員教授・香港中文大学客員教授・中国清華大学名誉教授)

秦 暉(チン ホゥイ):「生きている百科全書」との名を博した中国の最も著名な歴史学者、積極的に社会的発言を行っている民主派知識人。秦漢史、明清史、近代史、中国思想史、経済史、農民史、土地制度史研究について深い造詣があり、また正義論・社会契約論・国家論・自由主義・民主主義・福祉国家・マルクス主義とレーニン主義との異同・旧ソ連をはじめとする東欧の一党独裁体制の崩壊原因など、世界史的視点から現代中国に起こっている諸問題の本質を鋭く分析している。中国社会にて大きな影響力を持ち、高い人気を得ている。著書は50冊以上あり、『伝統十論:本土社会の制度、文化及びその変革』、『問題と主義』、『市場の昨日と今日』、『変革の道』、『農民中国—歴史の思考と現実の選択』、『学問中国』、『真のアルクス主義』、『自由、ユートピアと強制』、『経済の転換と社会公正』、『滄桑十年:東欧諸国社会の経済転換と思想変容』、『実践自由』、『南アフリカの啓示』、『帝制からの脱出:清末から民国までの歴史』、『鼎革之際:明清交替史文集』、『政府と企業以外の近代化:中西公益事業史の比較研究』など、ほかに金雁夫人(東欧歴史学者)との共著には『経済の転換与経済の公正』、『農村公社、改革と革命: 村社伝統とロシアの近代化の道』などがある。

場  所:神戸大学瀧川記念学術交流会館2階大会議室(参加無料)
日  時:2023年1月28日 14:00-18:00(受付開始:13:30~) 
司  会:王   柯  神戸大学名誉教授・科研費代表
コメント:梶谷  懐  神戸大学大学院経済学研究科教授
討論者1: 賀  衛方 北京大学教授(北京・インターネット形式)
討論者2: 慕容 雪村 作家(オーストラリア・インターネット形式)
討論者3: 王 力雄  思想家・作家(北京・インターネット形式)
閉会の挨拶 藤原 良雄 藤原書店社長
通  訳:蒋  海波(孫文記念館研究員)・王  柯

講演後懇親会:(会費:5000円/学生2000円、事前申し込みが必要)
場 所:神戸大学瀧川記念学術交流会館1階
時 間:18:30――20:30
申込先:Email: wkouka@silver.kobe-u.ac.jp, Fax:078-882-0355(1月26日まで)
 氏  名(必須):           所  属(任意):
 連絡電話(必須):

# by yukiko_sakaida | 2023-01-06 09:59 | 学術交流

第18回東京ー北京フォーラム

言論NPOは12月7日・8日の2日間にわたって「第18回東京-北京フォーラム」を開催します。


言論NPOのホームページで無料登録をいただくことで、オンラインの傍聴が可能です。

「第18回東京-北京フォーラム」お申し込みはこちら(無料登録が必要です)


 1022日に閉幕した中国共産党大会では、今後5年間、党を率いる中央委員に習近平国家主席が選出され、

集団指導体制は維持されたものの、大幅な最高幹部の入れ替えが行われました。

米中対立やロシアのウクライナ侵略で世界が不安定化する中で、権力を掌握した習近平氏は

中国経済の立て直しや対米関係などの難問に取り組むことになります。

 今回の「第18回東京-北京フォーラム」は、こうした中国共産党大会後の初めての本格的な対話で、

100人近い日中両国の有識者が参加する大規模な対話です。世界の平和が不安定化し世界経済が分断に向かって動く中で、

平和秩序と国際協調をどのように修復するか、日本と中国が真っ向から話し合う場となります。

 また、言論NPOが行った国交正常化50周年に関する世論調査結果では、日中関係の現状を両国民は満足しておらず、

これまでの合意が国民の理解に支えられていないことも明らかになっています。

 こうした状況下で、日中関係のメンテナンスや外交の立て直しを促していくこと、さらに、

ウクライナへの侵略で機能不全に陥った国連の紛争回避能力の修復や、台湾、北朝鮮と北東アジアの緊張が高まる中で

この地域の緊張をこれ以上悪化させず、日中両国の協力を今後も進めるために、日本と中国がまず民間の舞台で話し合い、

合意を目指す予定です。

開催概要、お申込みにつきましては、下記のリンクからお申込みください。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

https://www.genron-npo.net/2022120708TBF.html

プログラム案

※プログラムは変更になる可能性があります。あらかじめご了承下さい

127() 第1日目
9:30 - 10:30  開幕式
9:30 - 9:50  政府挨拶​​、9:50 - 10:00  主催者挨拶、10:00 - 10:30  基調講演​)

10:45 - 12:15 パネルディスカッション:「日中国交正常化50周年で考える
          ~世界の平和と国際協調の修復に向けた日中両国の責任~」
12:15 - 13:15
 休憩
13:15 - 15:15
 分科会(1) 特別セッション:国連憲章の今日的意味と世界の平和秩序の再建
15:25 - 17:25
 分科会(2) 政治・外交セッション:混乱が深まる世界と日中関係の未来 
17:35 - 19:05
 特別セッション・青年対話:日中両国の未来を若者の視点で考える(仮)

128() 第2日目
9:30 - 12:30  分科会(3) 経済セッション:分断に向かう世界経済の修復と日中の役割
       / 特別セッション・世論調査: 国交正常化50周年を日中の両国民はどう迎えたか
     分科会(4) メディアセッション:対立する世界とアジアの平和で問われる報道の在りかた
                                 (2会場同時並行)
12:30 - 13:30
 休憩
13:30 - 15:30
  分科会(5) 安全保障セッション:アジアの平和と安定に向けた日中両国の責任
      / 分科会(6) デジタルセッション:デジタル社会に向けた共通規範と日中の協力
                                 (2会場同時並行)
15:45 - 17:30
  全体会議
17:30 - 17:50 共同声明発表・閉会式
18:00 - 18:30
 共同記者会見


# by yukiko_sakaida | 2022-11-20 21:23 | 学術交流

東海地区12月例会のご案内

12 月の中国現代史研究会東海例会をハイブリッド(対面とzoomによるリモート)
で以下のように行いたいと思います。
ふるってご参加ください。

日 時:12月10日(土)1時半~4時半(zoomの場合は1時20分には入室可能です)
場 所:愛知大学車道校舎k902教室(9階)  地図
報告者:

王天驕氏(名古屋大学大学院博士後期課程) 
「在日華僑学校の国語教科書ー1930年代を中心にー」
森久男氏(愛知大学名誉教授)
「金井章次の民族協和論」


参加される方は、12月5日(月)までに馬場宛(babata@vega.aichi-u.ac.jp)にご連絡ください。その際対面で参加されるか、リモートで参加されるかお知らせ下さい。リモート参加の方は後ほどzoomのパスワードなどと報告者のレジュメをお送りします。対面参加の方は報告者のレジュメをお送りします。なお今後のコロナ感染の状況により会場が使用できなくなったときは、zoomによるリモートになることをお含み置き下さい(その際は改めてご連絡いたします)。

# by yukiko_sakaida | 2022-11-04 15:27 | 東海地区例会案内

東海地区10月例会のご案内

10 月の中国現代史研究会東海例会を、ハイブリッド(対面とzoomによるリモート)
で以下のように行いたいと思いますので、奮ってご参加ください。

日 時:10月8日(土)1時半~4時半(zoomの場合は1時20分には入室可能です)
場 所:愛知大学車道校舎k902教室(9階)  地図

やまだあつし氏(名古屋市立大学)
川上瀧彌と台湾林業
柴田哲雄氏(愛知学院大学)
新疆ウイグル自治区の昨今の情勢をめぐる一考察

参加される方は、10月3日(月)までに馬場宛(babata@vega.aichi-u.ac.jp)にご
連絡ください。その際対面で参加されるか、リモートで参加されるかお知らせ下
さい。リモート参加の方は後ほどzoomのパスワードなどと報告者のレジュメをお
送りします。対面参加の方は報告者のレジュメをお送りします。

なお今後のコロナ感染の状況により会場が使用できなくなったときは、zoomによ
るリモートになることをお含み置き下さい(その際は改めてご連絡いたします)

# by yukiko_sakaida | 2022-09-11 13:03 | 東海地区例会案内

「21世紀課題群と東アジアの新環境」第1回シンポジウム 「この50年の歩みを共に考える―それぞれの出来事をいま振り返る意味」

【ご案内】
「21世紀課題群と東アジアの新環境」第1回シンポジウム
「この50年の歩みを共に考える―それぞれの出来事をいま振り返る意味」

【趣 旨】
今から遡ること50年前の1972年は、沖縄が本土に復帰すると共に、日中の国交が回復した戦後の節目となる年であった。戦災復興から高度成長を遂げた戦後日本は、その数年前に開催された大阪万博が象徴したように、対内的には安保闘争や公害問題等を抱えつつも、世界第2位の経済大国としての「繁栄」を謳歌していた。しかしその一方で、冷戦体制下でベトナム戦争は泥沼化し、また地球規模での環境問題への関心の高まりは国連人間環境宣言の採択へと結実する。これら一連の出来事が内包していた根本的な諸課題は、半世紀後の2022年の現実とそのまま地続きであることをいま改めて思い起こしたい。

そこで本シンポジウムでは、これまで十数年以上にわたり東アジアでの学術交流に取り組み続けてきた大阪大学中国文化フォーラムの活動の蓄積を活かし、異なる専門領域の若手研究者たちが協働してこの50年の歩みを共に振り返ることで、コロナ禍やウクライナ侵攻後の混乱が続く中で、いま私たち一人ひとりが考えてゆくべき事柄を共に分かち合い、未来を展望していきたい。

日 時:2022年10月29日(土) 13:00~16:30
場 所:オンライン開催 with Zoom
参 加:要申込・無料
言 語:日本語
主 催:大阪大学グローバル日本学教育研究拠点・拠点プロジェクト「21世紀課題群と東アジアの新環境:実践志向型地域研究の拠点構築」
共 催:大阪大学中国文化フォーラム
  大阪大学人間科学部・人間科学研究科創立50周年記念事業委員会

【プログラム】
 開会挨拶:三好 恵真子(大阪大学人間科学研究科)(13:00~13:05)

第一部 <基調報告> 歴史的出来事から現在への射程(13:05~14:35)
 司会:三好 恵真子(大阪大学人間科学研究科)

報告①  沖縄復帰50年と戦後日本社会(13:05~13:35) 
  「写真家 東松照明が伝えようとした復帰前の沖縄の現実――平和憲法を持つ「祖国」の退廃への葛藤と責任」
吉成 哲平(大阪大学人間科学研究科DC)

報告②  日中国交正常化50年と戦争認識(13:35~14:05) 
  「国交正常化以降の日中戦争研究の動向と戦争認識の変化」
鄒 燦(南開大学日本研究院)

報告③  日台断交50年と在日華僑(14:05~14:35) 
「在日華僑の1970年代――断交/国交正常化後の華僑組織と「二つの中国」問題」」
岡野 翔太(大阪大学レーザー科学研究所)

―休憩(10分)―

第二部 <話題提供> 社会転換期に暮らす生の営為(14:45~15:30)
 司会:林 礼釗(大阪大学人間科学研究科)

話題①  躍進する中国経済とビジネスモデルの転換(14:45~15:00)
  「中国家電産業の発展と日系企業」
衛 娣(愛知大学国際中国学研究センター)

話題②  グローバル化する中国の大気汚染に向き合う人びとの眼差し(15:00~15:15) 
   「大気汚染を巡るメディア報道の変遷と市民のリスク認知」
    許 俊卿(大阪大学人間科学研究科DC)

話題③  社会の荒波を生き抜く中国農民の直向きな姿(15:15~15:30) 
   「激動する時代を生きる農民一人ひとりの葛藤と主体的選択」
    張 曼青(大阪大学人間科学研究科DC)

―休憩(10分)―

第三部 <全体討論> それぞれの出来事をいま振り返る意味(15:40~16:25)
 ファシリテーター:林 礼釗(大阪大学人間科学研究科)

   パネリスト:第一部、第二部の報告者6名
   ディスカッサント:許 衛東(大阪大学経済学研究科)
            小林 清治(大阪大学人間科学研究科)
            周 雨霏(帝京大学外国語学部国際日本学科)

 閉会挨拶:田中 仁(公益財団法人東洋文庫研究部・大阪大学名誉教授)(16:25~16:30) 

[参加申し込み方法]

参加をご希望の方は、QRコードまたは以下のURLよりお願い致します。
(締めきり10月28日(金))

https://forms.gle/ro4pe9ASwhXzMsg16
問い合わせ先:emako[a]hus.osaka-u.ac.jp
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# by yukiko_sakaida | 2022-09-03 18:09 | 学術交流